ヤマハ クロスコア RCはフラットバーハンドルが搭載されたクロスバイクタイプのイーバクです。
そのため初めてスポーツバイクを買う人にもとっつきやすいモデルです。
ドライブユニットは上位モデルのWABASH RTと同じ「PWseries ST」を採用。
他のe-bikeブランドのドライブユニットでは通常、スピード、クランク回転、ペダリングトルクの三つのセンサーが取り付けられています。
しかしこのユニットは、さらに傾斜の角度を加えた4つのセンサーから得た情報を瞬時に演算するクワッドセンサーシステムが常にライダーが求める適切なアシストパワーを提供してくれるのです。
フレームはオートバイメーカーでもあるYAMAHAならではのバッテリーをダウンチューブで挟み込むという画期的な構造。
バッテリー36V-13.1Ahでかなり大容量のものが積まれています。
バッテリーを脱着して充電することも可能です。
1回の充電で最長で200kmもの距離を走ることができます。
タイヤは27.5×2.0のセミスリックタイヤです。
そしてSR SuntourのNEX-E25というフロントサスペンションフォークが付けられています。
e-Bikeは重量が重いので前輪からくる衝撃はそれなりに大きいです。
未舗装路だけではなく、街中の段差も軽くいなしてくれるので、フロントサスは大きなアドバンデージです。
反面、フォークにはダボ穴もなくキャリアも選択肢が少ないため、ハンドルバーバッグなどで対応するのなど少し工夫が必要になります。
フロントライトは高級感のある丸型のLEDライトが装着されています。
早速乗ってみることにしました。
ハンドル周りはややゴチャついています。
パワフルで自然なアシストを提供してくれます。
WABASH RT と比べると重量が重いためややもっさり感はありますが、同価格帯のものと比べると群を抜いている性能だと感じました。
メーカー希望小売価格は317,900円 [消費税10%含む](本体価格 289,000円)です。
上位モデルと同じユニットで約10万円も安いことを考えると素晴らしくコスパが高いバイクだと思います。
しかもこの価格で3年間の盗難補償までついてきます。
ドロップハンドルにこだわりがないのであればCROSSCORE RCをおすすめします。
車両重量 | 23.9kg(L) | 23.8kg(M) | 23.7kg(S) | ||
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性能 | 一充電走行距離 *1 | ハイモード | 85km | ||
スタンダードモード | 101km | ||||
エコモード | 137km | ||||
プラスエコモード | 200km | ||||
オートマチックアシストモード | 96km | ||||
電動機 | 形式 | ブラシレスDCモーター | |||
定格出力 | 240W | ||||
変速方式 | 外装9速(前1速×後9速) | ||||
バルブ形式 | 仏式バルブ | ||||
電池 | 種類 | リチウムイオン電池 | |||
電圧/容量 | 36V-13.1Ah *2 | ||||
充電時間 *3 | 約3.5時間 | ||||
主な自転車仕様 | フレーム | アルミ製 | |||
フォーク(フロントサスペンション) | SR SUNTOUR NEX-E25-C 63 mm | ||||
タイヤ | セミスリックタイヤ 27.5×2 | ||||
ハブタイプ | スルーアクスル | ||||
シフター | SHIMANO ALTUS | ||||
フロントディレイラー | ー | ||||
リヤディレイラー | SHIMANO ALIVIO | ||||
フロントチェーンリング | 1速 44T | ||||
カセットスプロケット | 9速 11-36T | ||||
ブレーキ(前) | SHIMANO BR-MT200 油圧式ディスクブレーキ 180mm | ||||
ブレーキ(後) | SHIMANO BR-MT200 油圧式ディスクブレーキ 160mm | ||||
付属品 | ー | ||||
カラー | フレイムオレンジ ピュアパールホワイト ミスティグリーン |
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