DAHON K9Xに乗ってみた感想をレビューしたいと思います。
海外では同社のK3に16インチのタイヤを履かせ、ディスクブレーキをつけたK3 plusというモデルが販売されていました。
時期が来たらそのまま日本でも販売されるのかと思いきや、K9Xという違った仕様となって発売されることになりました。
K3 plusとの大きな違いはハンドルを内折れ(左折れ)にしても折り畳み時にハンドりが収まるように前輪のディスクブレーキをわざわざ右側に設けています。
個人的にはそこまで内折れにこだわる必要があったのかなと思います。
外折れの方が色々な形のハンドルがつけられるのでカスタマイズしたい人には有利です。
ブレーキは油圧ではなくワイヤー引きのTektro製です。
またタイヤはクイックリリースで取り外しができます。
ケーブルは内装式になっています。
またかなりの多段変速となったためリアエンド幅がK3の85mmに対し、135mmと広くなりました。
グニャっと外側に広がったチェーンステーが特徴的です。
タイヤは16インチ(305) で1.50のKENDA製のものを履いています。
シートはK3についているものより幅広で柔らかく乗り心地が良さそうです。
キャリア取り付け用のダボ穴もしっかりと付けられていました。
折り畳んでみました。
横からみるとK3と大差ないように感じます。
しかし横幅だいぶ広くなったように感じます。
早速乗ってみることに。
走りはK3の小気味の良いキビキビとした乗り味は消え、そのかわり直進安定性が増しています。
乗り心地も柔らかくなりました。
もう少し重いギアがあればもっと速度を出せそうですが、小径車でスピード出すのは怖いしどちらかというと登りの事を考えるとこのくらいがちょうどいいかなと思います。
折り畳み小径車でありながらひと山越えて隣町まで行って見ようかという気にさせてくれる自転車です。
ギアが9速とディスクブレーキがついて10kgを切っているのも驚きです。
価格も135,000円とBromptonにかなり強力なライバルが出現しました。
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